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海外留学

海外留学で日本人とつるまない方がいいは本当か?留学はストレスとの戦い

みなさんこんにちは。

30歳手前から真剣に英語学習を始めて

現在英語のプロとして活躍するルアです。

今回は海外留学中の日本人とのお付き合いの仕方ついてお話ししたいと思います。

英語力を伸ばしたいなら日本人とはつるまない方がいいし、自分を日本語を話さない環境に追い込んだ方がいい。

と言うお話はよく聞きます。そのあたりを私の経験も踏まえてお話します。

海外留学中に日本人とつるまないメリット

男の子

海外留学をしたら日本人とは絶対につるまない方がいいという話はよく聞きます。

またそういう環境に自分を追い込むために、敢えて田舎で日本人が全くいない街を選ぶ人もいます。

ストイックなやり方ですが、上手くできれば英語力を大きく伸ばすことが出来るでしょう。

日本人社会と距離を置くことのメリットは以下のものがあるでしょう。

英語に触れる時間をできるだけ長くできる

日本人の友達をつくらなければ自然と英語を話す時間が増えますし、英語で考える時間も増えます。

日本語ばかり話していたら当然英語力は伸びません。

遊びにに誘われることもない

日本人と遊びに行くこともなければ、ついつい日本語を話してダラダラと遊んでしまう時間も減らすことができます。

どうせ遊ぶなら日本語の通じない相手と遊べば、遊んでいる間も英語の訓練になります。

現地の生活に溶け込める

なるべく日本人以外の人と一緒に過ごすことで、生活パターンも現地のものに近くなります。

お弁当はこんなものを作って、テレビドラマはこんなのを見て

週末は教会に行ってブランチをしてみたいな感じです。

留学先の現地の国の友達はなかなか作りづらい

背中合わせの友達

とはいっても留学前に思い描いていた生活と実際の留学生活ではなかなか思い通りにいかないことも多いです。

日本人とはなるべく話さないで、現地の友達を作って英語力をグングン伸ばすと考えている人も多いと思いますが、

実際の留学生活はストレスとの戦いでもあります

多くの現地の人は外国人である留学生に興味はない

まず現地の友達を作るというのはなかなか簡単ではありません

皆さんは日本で外国人留学生のお友達がいますか?

ほとんどの人はいないと思います。

それはなぜでしょうか?

やはり普通の日常生活をしていたら外国人の留学生と出会うことは無いからです。

あるとしたらたまたまクラスに留学生がいたとかバイト先に留学生がいたとかいうケースだと思います。

ごくまれなケースでは外国人の友達が欲しくてボランティアをしたりカンバセーションパートナーを作って言葉を教え合ったりしている人もいるかも知れません。

そうのような人はだいたい外語大などに通っていてボランティアをするチャンスが学校であって、というのがきっかけだと思います。

これと同じように日本人が留学したとしても話す相手は学校の先生かホストファミリー、もしくはボランティア学生と言うのがほとんどです。

ネイティブスピーカーの恋人をつくるのはいい?

やはり一番いいのはネイティブスピーカーの恋人を作ることでしょう。

そうすれば忍耐強く、会話に付き合ってくれますしお互いに苦になりません。

相手の事を理解したい、自分の事を理解してもらいたいという気持ちが強ければ強いほど、コミュニケーションは上達します。

ただこればかりはご縁もありますので、語学という目的のために無理に出会いを求めると、かえって辛いお付き合いになったりしますので無理は禁物です。

留学生の一番の友達は留学生

高校生ぐらいまでの留学であれば、グループで行動することも多いので同じクラスの子が興味を持って友達になってくれるかもしれません。

大学以降は科目単位でクラスもバラバラであまりグループで行動することもなく、だんだん気の合う好きな人としか付き合わないという風になっていきます。

そうなってくるとますます、留学生が現地の友達をつくるのは難しくなります。

そんな時でも留学生の一番の友達は留学生です。

現地の人には現地での生活がありますので、なかなか社会人で外国人留学生に興味を持って接する人は少ないのです。

やはり海外に来て不安な生活をしている同士ですし、学生で同じようなリズムで生活しているのもあって仲良くなりやすいです。

ただ留学生の友達は時期が来たらみんな帰国して行ってしまうので、長く滞在して見送ってばかりいると寂しくなります。

ネイティブスピーカー以外の友達との会話で英語力は伸びる?

ネイティブスピーカー以外の人との会話も英語力伸ばすのには役に立ちます。

自然なネイティブスピーカーの表現を身に着けたいのであれば、やはりネイティブスピーカーとの会話時間を増やした方がいいです。

ただし、よほど親切な人でないとつたない外国人の会話には付き合ってくれません。

学生同士の会話は気も使わないので楽しいのですが、お互いに間違った表現で間違った会話を繰り広げてしまうこともあります。

それでも南米の留学生の文法なんか一切気にしないでしゃべりたいことをしゃべるという根性は見習わないといけないなと思ったりもします。

まずは間違いを恐れず、自分の気持ちやキャラクターを表現できるようになるのも大事です。

相手に興味を持ってもらえれば、そこからコミュニケーションが生まれます。結果としては英語力アップにつながります。

学生の留学と社会人留学は友達の作りやすさが違う

中学や高校の留学であれば同年代の友達があつまりますので、何となく輪の中に入れてもらって友達もできやすいのは確かです。

しかし大学生や大人になってくると、クラス単位でずっと行動することもあまりないので

そもそもそのようなグループにすら入れてもらえなくなりますし、仲良しグループを敢えて広げようとはしないものです。

それでも個人的な関係をつくるよりもグループの中で関係をつくる方がハードルが低いですので、頑張ってグループに入れてもらいましょう。

やはり誰かから声を掛けてもらえるのも待つよりも、自分からどこかの輪に入って行く勇気が必要です。

それは趣味のグループでもいいですし、勉強会やボランティア、バイトなどでもいいでしょう。

日本人の友達を作るメリットも多数ある

長い留学生活を乗り切るのに大事なのはストレスを溜めないことです。

日本人の友達を作ることでストレスを減らし、長い留学生活を乗り切ることが出来ます。

母国語を話さないストレスは深刻

皆さんが日本語で表現できることが100%とします。

それでは留学初期に英語で表現で来ることはどれぐらいでしょうか?

多分50%ぐらいしかないのではないと思います。

そうすると留学初期には自分が思っている事の半分しか表現できないことになります。

日本では普段とても明るくて冗談ばっかり言っている人が、留学先では「暗くて大人しい人」などと思われてしまうことは良くあります。

日本のお笑い芸能人が「アメリカ人を爆笑させる」と息巻いて渡米したのに、意気消沈して返って来るというのはよく見る光景ですね。

それだけ周りの評価が違ってしまうと自分のアイデンティティが崩壊しかねません。

自分の思ったことを、自分の思うように表現できないというのはかなりのストレスなのです。

このストレスを上手く乗り切れる人は多くはないでしょう。

そのため日本語を話して、時折息抜きをすると言うのは精神安定につながります

日本人の留学生は貴重な情報源

また英語力が100%でない以上、常に周りで何が起こっているのか完全に把握するのは難しく、いつもふわふわした状態です。

そのため日本人の留学生同士での情報交換は非常にありがたいです。

「次の祝日はあそこの美術館無料らしいよ」とか、「ボランティア募集しているみたい」などという情報は貴重です。

また日本人の友達欲しいって言う人がいるんだけど紹介しようか?

などとカンバセーションパートナーをゲットする手伝いをしてくれることもあるでしょう。

日本人を必要とする人の情報は日本人コミュニティーに集まります。

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グループでのお付き合いは楽

また友達を作るときにグループで行動するのは結構楽です。

異国の地で文化も異なる相手といきなり一対一で過ごすのはなかなかハードルが高いです。

それよりもグループの中で一緒に過ごして、そこで気の合いそうな人を見つけて2人で会う中になれたほうが自然かと思います。

私も日本人とメキシコ人で一緒に遊ぶ時に良く参加していました。中国人、台湾人、韓国人のグループとも比較的付き合いやすいです。

その中の数人と旅行に行ったこともありますし、日本に来てくれたこともあります。

また日本に興味のあるカナダ人に日本を紹介するサークルにも入っていました。

その中の何人かはJETプログラムで日本にも来て先生をしていましたので、日本での交流もありました。

なかなか一対一では特に男女の仲だったりすると色々面倒なこともあるので、グループで行動するのはおすすめします。

日本人にも色々いるから面白い

日本人と言っても色々いますよね。

普段は同じ地域の人しか出会わない日本人同士でも九州、関西、北海道と色々な地域から留学生は集まります。

そして社会人留学ともなれば様々なバックグラウンドの人がいますので、それはそれで結構面白いものです。

私のカナダでの日本人の友達も航空会社の人、エンジニア、学校の先生から大学生まで色々いました。

この人達良いなと思う人がいたら、国籍で区別することなく友達になるといいと思います。

日本人グループでは海外でもネガティブなグループを作っている場合があります。

特に現地の人に溶け込もうとせずに狭い日本人コミュニティーを作って、先輩風をふかすというダメな日本の縮図みたいなコミュニティーです。

滞在期間楽しければいいやってだけの人ならまだしも、英語力を伸ばしたいという人にとってはそういうグループに近づいても何もいいことはありません。

そのような排他的な日本人グループからは距離を置きましょう。

まとめ

日本人の友達をつくらずにストイックに過ごすのはストレスに感じないならOK

ストレスを感じるのであれば日本語をたまに話して息抜きしてもOK

日本人同士の情報交換網は有益

くだらない日本人コミュニティーには要注意!

最終的には日本人でもその他の国の人でも、目的意識をもった仲間ができるなら区別する必要はありません。

できるだけ多くの人と仲良くしてどんどん英語を話しましょう。

ではでは See you next time!!!