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英語の仕事

【英語のプロ】英語を使ってする仕事紹介~翻訳編

こんにちは。

30代でカナダ留学を決意し、現在英語のプロとして稼働するベガが

翻訳というお仕事についてお話します。

翻訳家になりたい方はこれを読めば、どんなお仕事か理解できると思います。

翻訳とはどんなお仕事?

翻訳は二言語間の文章を訳すお仕事です。

通訳と違ってその場ですぐに訳す必要がないので、じっくり作業をしたい人に向いています。

しかし通訳であれば、多少のミスもそのまま流れて行ってしまいますが、翻訳のお仕事は後に残ります。

そのため慎重に翻訳する必要があります。

ただし、自分の翻訳したものが残るよ言うことは、その作品がどんどん積み重なっていきますので、達成感を味わうこともできます。

特に出版翻訳や、映像翻訳などでは自分の名前がクレジットに載ることもありますので、やりがいを感じます。

翻訳家になるには?

翻訳家になるのに特に資格はありません。

翻訳する能力をはかるための民間の検定がありますので、未経験者は検定に合格することで最初の仕事への手掛かりとなります。

しかし基本的はトライアルを受けてそれに合格して初めてお仕事の依頼をされるということが多いかと思います。

なた翻訳は学校で学べるコースも充実していますので、じっくり腰を落ち着けて翻訳の勉強をするのもありです。

先生に認めてもらえれば、先生の下請けの仕事を依頼されることもありますし、翻訳学校が仕事紹介をしてくれることもあります。

翻訳の分野

一概に翻訳と言っても色々な分野があり、それぞれに求められる品質がありますので、自分の興味のある分野を選びましょう。

産業翻訳

こちらが一番需要が多いと思いますが、企業の経済活動に関係する翻訳です。

マニュアル
社内の会議資料
社外公表用の資料
契約書
特許申請用資料
ソフトやゲームなどのローカライズ

などが代表的なものです。

定型なものも多く、あまりセンスなどは問われないです。

訳すべきものを分かりやすく訳すことが求められます。

出版翻訳

出版翻訳は人気です。翻訳をした文字数で一回買取で終わるものもありますが、印税の一部の支払いを受けられる契約もあります。

出版翻訳は文字面だけを訳すのではダメです。それでは読者の心には響きません。

作者の意図や作品の雰囲気を壊さない範囲で、「正しいだけではなく美しい日本語を書ける」ことが望ましいです。

この翻訳家さんに任せておけば、ベストセラー間違いなしという評判が立てば、いい条件の仕事も舞い込んでくるでしょう。

センスも必要ですが、書籍の出版には出版業界のルールも多数ありますので、それを理解していることも必要です。

自分で翻訳したい外国図書を探してきて、契約して翻訳することも可能です。

映像翻訳

影像翻訳は映画やドラマの字幕や吹き替えのスクリプトを考えたりする翻訳です。

字幕と吹き替えでは内容が異なります。

字幕は人間が瞬時の読み取れる文字数などを意識して翻訳します。

吹き替えは俳優さんの口の動きも意識しなければなりません。英語と日本語では語順も分の長さも違いますので、上手く声優さんが口の動きに合わせられるような台詞回しを考えます。

またジョークやことわざなども、作品の雰囲気に合ったものを考えて上手く表現しなければなりません。

最近では放送だけではなく、YouTubeなどの作品や、企業のPR動画など色々と字幕や吹替えが必要な映像は増えています。

多少映像を編集して、字幕を付けることろまでできたら仕事の幅も広がるでしょう。

翻訳家の働き方

社内翻訳

正社員や派遣社員などで社内の業務に必要な文章を翻訳します。社内だけでしか出回らない文章もあれば、商品に添付してお客様の目に触れるものもあるでしょう。

またemailなどの文章から、会議の資料まで任される仕事の量も様々です。

大きな会社であれば、複数の人数でチームを組んで担当することになると思います。

社内翻訳の求人は経験者が多いですが、なかには未経験可能で入社後に学びながら技術を習得できるものもあります。

フルタイムで働かなければいけませんが、最初はそういうところからスタートするのもいいでしょう。

フリーランス

トライアルを経て実力があるとみなされれば、いきなりフリーランスとしての稼働も可能かと思います。

安い仕事はありますので、新人さんでもお仕事はあると思いますが、なかなか生活できる金額をまとまって稼ぐのは難しいかもしれません。

やはり最初は企業の社内通訳をやったり、エージェントで勤務したりしてから独立するという方が堅実化と思います。

また英語が出来るということで何となく社内やお客さんから頼まれた翻訳が気に入られて、いつの間にか翻訳を担当することになってた。そして数年の経験を経てフリーランスの翻訳家になったという人もいます。

フリーランスの報酬は基本的には成果物の文字数で支払われます。背景知識などを勉強した時間は計算に入りません。

翻訳コーディネーター

翻訳会社には正社員でコーディネーターという仕事もあります。

これはフリーランスの翻訳者に仕事を依頼したり、納品された翻訳をチェックしたり編集したりするポジションです。

翻訳の仕事に関わりつつ、プロの翻訳者の仕事に触れることもできますので、コーディネーターの仕事をやりつつ勉強している人もいます。

だだし、これ自体で翻訳家としての経験として評価されるかは微妙です。

あくまで翻訳という業界に身を置きながら、定収入を得つつ業界の仕組みを理解したい方にはお勧めです。

翻訳家には専門分野があるといい

翻訳を必要とする文章は難しいものが多いので、その分野の背景知識がある方が良いです。

まだ誰でもできるわけではない分野の翻訳が出来れば、単価もあがり、仕事量も増えます。

需要があるのはITや特許の分野です。

翻訳家とAIとの競争

近年ではAIの進化は目覚ましいです。

Google翻訳などの精度も毎年上がってきているのは皆さん感じていると思います。

日本語と英語では文法にも大きな隔たりがありますので、まだまだ人間には勝てませんが、安心してもいられません。

契約書など定型の多い文書についてはどんどんAIが活用され始めています。

本日はここまで

ではでは See you next time!!!