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英語学習や仕事に電子辞書は必要か?オンライン辞書ではだめ?

みなさんこんにちは。

30歳手前から真剣に英語学習を始めて

現在英語のプロとして活躍するルアです。

今回は電子辞書は必要なのか?ということについてお話します。

紙の辞書の最大の難点は重さです。語彙力も増えてくるとどんどん分厚い辞書が必要になってきます。

その点で電子辞書やスマホで辞書を使うことのメリットに異論がある人はいないでしょう。

では電子辞書とスマホの辞書の違いは何でしょうか?

最近はスマホで検索すれば何でも無料で見られますので、電子辞書の必要性は薄れているかもしれません。

しかしながらやはり電子辞書は手元に持っていた方がいい場面があるのです。

そのあたりのお話をしていきます。

オンライン辞書やアプリ辞書のメリット

まずオンライン辞書はコストが安いことが一番の利点です。

広告が付いていて無料な場合もありますし、有料版にすることで広告を消して利用することもできます。

また気になった表現や単語をブックマークしておいて、あとでテストしながら覚える機能が付いているものもあります。

もう手書きの単語カードなどを作る必要もありません。

ただし人にもよりますが単語を覚えるには実際に文字に書いてみるという作業も有効ですので画面で眺めているだけでは覚えられない人は是非文字に書いて覚えてください。

私もオンラインで良く利用しているのはWeblio英辞郎などです。

自宅で作業する場合にはPC上でオンライン辞書を使いながらの作業で全く問題ありません。

むしろ翻訳などでは背景知識を得るために辞書だけではなく画像や詳細の情報を検索しなければいけませんので、オンラインで作業するのは必須です。

オンライン辞書はスマホやPC、タブレットと色んな危機でアクセスすることが出来て便利です。

ただし、オンライン辞書にも色々な質がありますので注意しましょう。書籍版の辞書が収納されているサイトならいいですが、どのようなデータを使っているのかわからないようなサイトもあります。

オンライン辞書やアプリ辞書のデメリット

そんな便利なオンライン辞書ですが、やはりいくつかのデメリットがありますので見ていきましょう。

オンライン辞書はオンラインでなければ使えない

オンラインの辞書はオンラインのデータベースに接続しますので当然オフラインでは使用できません。もし使用できるとしたらアプリ版の辞書になると思います。

ただ辞書に必要なデータ量となると膨大ですのでかなりの容量も必要でしょうし、そこまでのものだと料金もかかってくるはずです。

無料で使えるアプリ辞書もありますが、日常生活や旅行をする時に使う分にはいいですが、やはり高度な学習となると限界があります。

スマホは使用禁止の場面がある

中学生、高校生、大学生などの学生さんであればこのあたりは十分承知していると思いますが、テストによっては辞書の持ち込みは可能というものもあります。

基本的にはそのような場合は紙の辞書と言う条件が付くかもしれません。電子辞書も認められる場合も多いと思います。

しかしどんな場合でもスマホの辞書は使用禁止でしょう。

基本的にはカンニングを防ぐ目的なのでオンラインで色々と検索できるものは困ります。

その点電子辞書はあくまで「辞書」なので悪用される可能性は低いです。

低いと言ってもメモをする機能ぐらいは最近の電子辞書には付いていますので、なかなか完璧にカンニングが防げるわけではありませんが。

それでもスマホよりは電子辞書の方がもし込み可能なケースはあります。

スマホをいじると遊んでいるように思われる

コロナ禍ではオンライン授業も活発になり、授業にタブレットを使用している学校も大幅に増えたと思います。

そのような状況では授業中に堂々とオンライン辞書を使えるかもしれません。

しかし一般的な授業環境だと授業中はスマホは禁止とされている学校が多いと思います。

そのような場合はやはりオンライン辞書は使いにくいので、電子辞書が有効です。

また仕事の現場でもスマホを辞書代わりに使っていると「プロ」っぽくありません。

場合によっては仕事中にスマホをいじって遊んでいるという誤解をされかねません。

ただしお仕事の場合は業界にもよります。

すべてのメモやスケジュール管理なども、紙は一切使わずにタブレットやスマホでやるような業界でしたら、スマホを上手く使えて当然とみられますので、スマホを辞書代わりに使っても問題ないでしょう。

スマホを辞書代わりに使うと電池の消耗が激しい

スマホを辞書代わりに使う時に気を付けたいのが充電です。仕事での連絡では電話やメールでやり取りすることも多いと思いますが、辞書代わりに使っていると思っているより電池の減りがはげしくて、いざ電話をかけなければいけないときに公衆電話を探し回る羽目になるなんてことがあります。

スマホ一台で何でも兼用できるのは便利ではありますが、電池切れなどの情けないリスクを分散しておくというのも仕事上では必要です。

電子辞書は通常単4の電池2本程度で動きますし、半年から一年ぐらいは持つのではないでしょうか。

そう考えるとエネルギー効率はかなり良いですね。

電子辞書のメリット

電子辞書は軽い

中学生ぐらいであれば英和和英が一緒になった薄い辞書でも十分に間に合いますので、そんなに持ち歩くのも国華ならないかもしれません。

しかしだんだんと学習する英語のレベルも上がってくると、中辞典など重い辞書が数冊必要になってきます。やはり辞書を2冊以上持ち歩くのはかなりの苦行ですのでそうなってくるとやはり重さは重要です。

電子辞書はオフラインで使える

電子辞書の一番のメリットはオフラインで使えるということでしょう。

学生であれば辞書を使うのは教室に懐疑られていますので、その教室内でWiFiが利用出来て、スマホやタブレットを使っていいのであればオンライン辞書で十分です。

しかし、大学生や留学先、仕事とでの使用となると、出先で辞書を使用することも沢山出てきます。

そのときにオンライン辞書しか使えないと死活問題です。

また仕事であれば、Wi-Fi環境はあると聞いていたけど実際に行ってみたら、電波が悪い場所でなかなか使えなかったということもよくあります。

もちろん仕事であれば必要な単語は頭に入れておくのが理想なのですが、辞書が手元にあると安心です。

スマホの辞書でもアプリ形式のものはオンライン通信する必要がありませんので、そのようなものでしたらダウンロードして入れておくといいでしょう。

しかしダウンロード辞書はあまり有名な辞書を使っていませんので、旅行などで使う分にはいいのですが、学習や仕事で使うものは、ちゃんとした辞書を使いたいものです。

電子辞書は立ち上がりスピードが速い

これも最近のスマホ派かなり高速ですのでそのスピード差はだんだんなくなってきていますが、電子辞書は蓋を開けたらすぐに使える、もしくは電源を入れればすぐに使えるようになっています。

それに対しスマホではまずアプリを開くなりブラウザを開くなりしなければいけません。

目の前に通訳を必要としている人が立っている場合には、この数秒の時間さが結構大事です。

電子辞書のデメリット

そんな便利な電子辞書ですがやはりデメリットもあります。

電子辞書は高価

電子辞書は何と言っても値段が高いのがデメリット。

しかしCASIOのような有名メーカーでもかなり安い電子辞書もあります。

その値段の違いは何でしょうか?

電子辞書の価格は中身の辞書に比例する

電子辞書の値段は中に入っている辞書の値段に比例します。

中には辞書だけではなく、色々な本が入っている場合もありますので、無駄に高いこともあります。

例えば家庭の医学や小説などです。これはこれで読み物としては面白いのですが、電子辞書に入れて持ち歩く必要はありません。

自分に必要な辞書だけを選ぶ

色々入っているとお得に見えますがやはり、電子辞書の中に入ってる本の冊数が少なければやはり値段も下がります。そのため自分に必要な辞書は何なのか見極めることも必要です。

英語の辞書の場合は中辞典や大辞典、英英辞典と類語辞典は必須です。

類語辞典は英作文をする時に役に立ちます。いつも同じ表現をしていると文章が単純になりますので、同じような意味の別の表現に代えると文章が生き生きとします。

どんな単語を使えば変わらないときにアイディアをくれるのが類語辞典です。

英英辞典は初級者には必要ありませんが中上級者になれば使いこなして、さらに表現力を磨くのに使えます。

そして意外に役に立つのが「広辞苑」や漢字辞典です。特に翻訳などをする場合には難しい日本語の意味を調べたり漢字を調べたりする時もあります。翻訳や通訳を目指す方は正しい日本語を使いこなすことも大事です。

真剣に英語を学習する、仕事に英語を使いたい人は最低限これらの辞書は入っている電子辞書を選びましょう。

電子辞書はいつか壊れる

電子辞書は数年使用しているとだんだん液晶がおかしくなってきたり、キーボードが反応しなくなったり塗装がはがれてきたりします。

紙の辞書であれば半永久的に使えますが、電子辞書は電化製品である以上、使用限界があります。

高価なものなので一生モノの買い物のような気がしますが、実際は定期的に買い替えが必要になります。

ただし、自分の英語のレベルも10年もたてば飛躍的に変わっていますので、そうしたらより質の高いモデルに買い替えましょう。

もしくはもう辞書なんか要らないぐらいペラペラになっているかも!?

電子辞書はいつから使った方がいい?

電子辞書を使い始めるタイミングはいつでもいいのですが、やはり値段が張るものですので必要が無いのであれば無くてもいいと思います。

中学生レベルの英語の授業でしたら紙の辞書で十分でしょう。高校だと少し集めの辞書を使わないといけないかもしれません。

紙の辞書は総じて重いので、毎日持ち歩くのは大変ですが、学校に置きっぱなしておいてテスト前だけ持ち帰るような感じであれば、紙の辞書でもいいでしょう。

ただし高校の英語科に行ったり、難しい大学を受験したり、大学で英語を専攻することになってくると、中辞典や英英辞典をつかいますので、そうなってくるとやはり紙の辞書も巨大化しますので限界でしょう。

そうなってくると電子辞書を使用するメリットの方が大きくなります。

このように電子辞書のデメリットよりもメリットが大きくなった時が電子辞書の買い時でしょう。

まとめ

電子辞書は紙の辞書で対応できなくなった時が買い時

オンライン辞書も優れているけれど、

ネット接続できないときやスマホをいじれないとき、スマホ持込不可のテストなどには使えない。

無駄に高い電子辞書もあるので

中身を見て可能な限り必要なものだけが入っている辞書を買いましょう。

ではでは See you next time!!!